肩こり・腰痛、姿勢改善を目的にトレーニングに来られているSさん。
かなりのトレーニング頻度で来館してくださっているので、身体変化もわかりやすいのではないでしょうか?
日常生活で最も固まりやすく、痛みや不快感の原因となる肩甲骨と股関節を中心に動き作りを実施しています。
写真のチェストマシーンでは肩甲骨の内・外転動作を引き出し、この動きを下半身を使ってコントロールします。
下半身の動きで、上半身の動きをリードしてあげることで連動制が高まりやすく、身体をパーツごとに考えるのではなく、全体で一つのモノであるというイメージがわかりやすいですね。
トレーニングをしていると、負荷をかけたり、動かしたりしている部分を過剰に意識することで全身の繋がりを忘れがちです。
上腕の筋肉だけに意識をおいて負荷をかけたり、股関節の動きを取り入れず膝の動きだけで下半身動作を行ったり・・・・
これでは実動作に結びつかなくて当然です。
筋肉量が増しているのにパワーが高まらなかったり、動作スピードが落ちたりするのは、正しい意識と動作でトレーニング出来ていないからなのです。
木でなく森を見る・・・トレーニングおいてとても大切なことですね。
意識をつま先から頭の先まで、全身に張り巡らせてトレーニングをすることで、日常生活においても身体感覚は大きく変化するはずです。
Sさん!!この調子で動ける身体作りを継続していきましょう!!