リハビリ、機能改善を目的にトレーニングされている佐々木さん。
脳出血の影響から、左足片麻痺があり、この改善に取り組んでこられました。
トレーニングを開始されて3年になります。
来館当初は杖によるサポートが必要でしたが、改善もかなり進み、現在は杖のサポートなしでトレーニングされています。
写真左のインナーは片脚バランスで股関節の外転運動を引き出し、殿筋群の出力を高めます。
片脚でバランスをとらなければいけない上に、股関節の複雑な動きを丁寧に繰り返さなければいけません。
佐々木さんはこのような動きも上手くこなす事が出来ています。
写真右のレッグプレスでは座席の角度によって骨盤を立ち上げ、大腿後面の筋群をメインに出力させます。
このような動作を継続的に実施していると、歩行時や椅子からの立ち上がり等で、股関節を使って地面を押える感覚が身に付くはずです。
アスリートは自然と身に付いている感覚かもしれませんが、一般の方やリハビリをされている方は筋群の硬化による機能不全が起こっているため、股関節を上手く使う感覚がイメージ出来ないのです。
佐々木さんの歩行動作も入会当初と比べると大きく改善されています。
股関節が使えてきている証拠ですね。
佐々木さん。この調子で更なる改善を!!