2018年12月
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日常レポートからトレーナー通信へ!!
ご好評いただきました日常レポートは2018年12月を持ちまして終了させていただきます。2019年1月からは「トレーナー通信」と名前を変え、各トレーナーによるトレーニング情報を掲載させていただきます。皆様のトレーニングのお手伝いができるよう様々な角度から情報を発信していきますので、是非ご覧ください(月4回更新予定)!!
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野球S君のトレーニング
小学生の頃からクラブワントレーニングを継続してくれている野球のS君。
早いもので来年は高校生です。
身長もぐんぐん伸びて、クラブワンのトレーナーよりも大きくなりました。
成長と共に様々なマシンを扱えるようになり、特に写真左のエコノミーレッグプレスは200キロ近い負荷もしっかりコントロール出来ています。
トレーニングを継続することで筋肉が発達し、負荷に対応できる身体になるのは当然ですが、クラブワントレーニングの場合、パワーを最も発揮しやすい身体ポジションを獲得することが可能となることがトレーニング効果の特徴の一つです。
トレーニング開始直後は骨盤のポジションが悪く、上手く股関節筋群を働かす事が出来ない方が多くいらっしゃいます。
しかし、様々な動きを股関節筋群に覚え込ませ、骨盤に日常生活では決してとることのないポジションをとらせていくことで、身体全体のポジションに変化が起き始めます。
欧米人のような骨盤のポジショニングが獲得できると、自然と重心位置が前方になり、重心の移動がスムーズなモノに変化していきます。
これと同時に股関節筋群がしっかりと働き出し、膝周囲や下腿部といった脆弱な部位に負担をかけることなく、根幹部から出力する身体の使い方が出来るようになるのです。
筋肉をつけることで強い身体を作るのではなく、骨格のポジションを変えることで出力する部位を変え、これによって弱い部位に負担をかけないような動きを身に付ける。
動作改善の考え方の基本です。
S君!!高校野球に向けて、正しい身体の使い方をマスターしましょう!!!
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Yさんのトレーニング
身体バランスの改善をメインにトレーニングに来られているYさん。
ここ最近忙しさもあり、トレーニングをする時間を確保出来ていなかったようですが、メニューを短縮メニューに切り替え、短時間で集中的にトレーニングしてくれています。
入会当初は股関節周囲の硬化が強く、日常生活においても強い不快感を感じられていました。
クラブワンでトレーニングを継続される中で、かなり改善が進んだのではないでしょうか?
写真左のインナーエクササイズや写真右の前傾スクワット。両種目共にある程度トレーニングに習熟していなければポジションをしっかり抑えることが出来ません。
特にクラブワンのスクワットトレーニングは、全身の関節群を連動させて動きを引き出すので、ある程度のトータルバランスが必要となります。
クラブワンスクワット動作を可能にするためには、まず各部位ごとのトレーニングを徹底して実施し、これらの動きがしっかりとスムーズになっていなければいけません。
各部位の動きがスムーズになったうえで、全身を連動させて行うスクワット動作を導入する。これがトレーニングにおける基本的な流れです。
一般的なスクワットに対する考え方とは違い、筋力アップを目的にせず、動きを引き出し、全身の連動制を向上させることを目的としたスクワット動作なのです。
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陸上短距離 Aさんのトレーニング
陸上短距離をされているAさんのトレーニング。
今シーズンは腰の痛みもあり思うようにシーズンを過ごせませんでした。
そこで早々と冬季トレーニングに入り、来シーズンに向けて基本的な動きから見直しをされています。
写真のアイアンクロス。クラブワントレーニングの定番ですが、肩甲骨の回旋運動を引き出し、上肢帯全体の動きの改善と正しい筋肉の収縮を覚え込ませることが可能です。
今回Aさんが取り組まれているアイアンクロスは写真右のようにハンドルが回転することで、手首を回内させることを可能にしたレベルアップバージョンです。
手のひらを内側にかわす動きを動作中に取り入れることで、上腕部の緊張を解き、これが肩甲骨の更なる動きの向上に繋がります。
このような手のひらを内側にかわすような動きは、スポーツの動作改善に必要不可欠な動きです。
ランニング動作の腕振りをとってみても、腕は前後に真っすぐ振られているわけではなく、後方に振られた際に、手のひらが内にかわされながら鎖骨~肩関節を前方に押し出すような動きを作りだします。
この動きによって、肩甲骨がスライドし、背中の大きな筋肉を通じて殿筋~ハムストリングのパワーを爆発させます。
つまり正しい上肢帯の動きは下半身のパワーの発揮を高めるために、重要な要素なのです。
ランニングの世界ではいまだに、腕は脇をしめて真っすぐ前後に振る。これが当たり前のようです。
しかし、これでは肩甲骨の動きに制限がかかり、下半身との連動がスムーズにいきません。
人体の自然な動きを考えるなら、後方に振られた際に脇は開かれ、手のひらが後ろ側を向くべきなのです。
Aさん!!今からじっくりトレーニングで身体作りをして、来シーズンは自己ベストを!!!