2017年12月
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野球 S君のトレーニング
中学生2年生で野球をされているS君のトレーニング。
小学生の時からトレーニングに来てくれています。
以前も「ひとりひとりのクラブワン」で紹介させてもらいましたが、その時と比べると身長も大幅に伸び、野球選手らしい体格になってきました。
クラブワンでは多くのジュニアアスリートがトレーニングされています。
特に小学生頃からトレーニングを開始した子供さんは、当然トレーニングの意味もわからず、トレーナーに言われるがままに身体を動かし始めます。
しかし、継続的にトレーニングをしていく中で、徐々にその必要性や、身体を動かすコツを掴み始めます。
トレーニング動作が明らかに美しくなり、メリハリのある機敏な動作が目立ち出すのです。
気が付けば「肩甲骨が・・・」「股関節が・・・」などという言葉も自ら使うようになるのです。
これは肩甲骨や股関節といったコアな部位を意識して動かせるようになり、身体のセンサーが活発になりだしている証拠でもあります。
このような身体感覚を少しでも早く養い、その後のアスリート人生に役立てて欲しいと思います。
トレーニングを通して、ジュニアの成長を見守れるのはクラブワントレーナーならではの喜びですね。
故障することなく、気持ちのいい、しなやかな動きを一人でも多くのジュニアにしてもらえるようにサポートしていきたいと思います。
S君!!!この調子で、レベルアップして行きましょう!!!
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サッカー S君のトレーニング
最近入会された中学3年生サッカーのS君。
トレーニングを始めてから身体がとても動かしやすくなったようで、効果を実感してくれています。
写真右の前傾スクワットもメニューに組み込まれ、これからより一層身体の動きが良くなるはずです!!
スクワットの第一段階として、会員様に実施して頂いているクラブワンの前傾スクワットは一般的なスクワット運動とは目的、効果が大きく異なります。
普通スクワットと聞いてみなさんどのようなイメージを思い浮かべますか??
特にフルスクワットではバーベルを担ぎ、膝を大きく屈伸してしゃがみ込み、下半身を鍛える。下半身強化の代名詞といったところでしょうか??
クラブワンで推奨しているスクワットはこのようなイメージと大きく異なるモノです。
まず第一に、一般的なスクワットが上下の動きをメインとした膝関節を大きく使った動作形態であることに対し、クラブワンのスクワットは骨盤のローリング(前後の動き)をメインとした股関節主体の動作形態である。という点です。
一般的なスクワットは下から上に、力を押し上げるような意識で行われます。これによって膝周辺の筋肉群が優位に働き、大腿四頭筋が過度の緊張状態を強いられます。このような動作を繰り返していると、日常生活もスポーツ動作も膝を中心とした動作形態が定着し、股関節を使った動作が苦手な身体状況に陥ってしまうのです。
クラブワンの動作理論は股関節を主体とした正しい筋力の発揮にあります。スクワット動作でも、膝は大きく動かさずに、その出力を極力抑えることが重要となります。
膝周囲の不必要な筋力発揮を抑え、股関節を主体とした殿筋~ハムストリングの出力を最大限高めることがスクワット動作の目的です。
このような動作形態が身に着くと、スポーツ動作から日常生活に至るまで、あらゆる動きがスムーズで身体に負担のかからないものとなるのです。
サッカーにおいては前後左右どの方向にも素早い動きで、重心の移動を行わなければいけません。この重心移動をスムーズにしてくれるのが股関節の動きなのです。
また低重心で踏ん張ったり、停止したかと思えば、急激に次の動きに移行したり。これらの動き全てが股関節を主体としたスムーズな重心移動の中で行われるべきなのです。
S君!!高校入学に向けて、この調子で頑張って下さい!!
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モデル Fさんのトレーニング
モデルをされているFさんのトレーニング。
クラブワントレーニングを始められて3年になります。
仕事柄、常に美しいボディラインをキープしなければいけず、トレーニングは必要不可欠なモノですね。
クラブワントレーニングは「美」に対してもとても効果的なトレーニング方法です。
ところで、身体的な美しさで代表的なのが欧米人ではないかと思います。
彼らの身体を見てみると、お尻の位置が常に高い位置をキープし、胸が開かれ、背中の湾曲(背骨のカーブ)がとても綺麗に自然につくられています。
そして立ち姿以上に歩く姿や走る姿、動きのすべてが美しく感じられます。
我々日本人と欧米人では遺伝的に骨格に差がある為、トレーニングによって、彼らのような身体になることは困難だと考えられていました。
どれだけ、筋力トレーニングに励んでも無駄に太くなったり、不必要な部位に筋肉がついてしまったりと、、、
これはスポーツ界も同じですが、海外選手のトレーニングをそのまま取り入れて、肉体改造に失敗している日本人アスリートはあまりに多いように感じます。
根本的な部分の差を無視して、負荷や運動形態だけを真似ても身体は向上しません。
まず第一に、骨格を力の発揮できるポジショニングに導いてあげることが重要です。
肩甲骨や股関節の動き作りを行い、その周囲の筋肉に柔軟性と弾力性を獲得させることに集中するべきなのです。
各関節が力を発揮しやすい正しいポジションに収まれば、お尻の位置が高く、胸は開かれ、芯が一本通ったような美しいボディラインがつくられます。
世間ではボディメイクが流行していますが、人間本来の身体機能を無視して、負荷をかけることだけを考えたトレーニングばかりが目立ちます。
美しさと機能性はイコールでなければいけません。
本当の美しさと何か??いま一度考え直してみましょう!!
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陸上短距離 Hさんのトレーニング
陸上競技短距離のHさん。
元々は野球が専門でしたが、昨年から陸上競技デビューされました。
同会員Kさんの指導のもとで着実にランニング技術も向上してきています。
この冬はじっくり身体作りを行って、来シーズンに備えてほしいですね。
この時期は多くのアスリートがオフシーズンとなり、来シーズンに向けて新たな課題を立てトレーニングに励んでいると思われますが、オフシーズンだからこそ出来る事の一つとして「動作改善」が挙げられます。
シーズン中にフォームを修正するということはアスリートにとって非常に勇気のいる行為です。
連戦が続く中で、急に今までと違う感覚を取り入れるとなると、目の前の試合をテストとしてこなしていかなければいけません。またこれによって元々あった、いい感覚を忘れてしまう危険性も高まります。
結果を気にしなくていい、オフシーズンが「動作改善」のチャンスです!!!
アスリートならば誰もが持っている理想の動きのイメージ、しかし多くの場合そのイメージに身体が追いついていません。
つまり、現段階では理想のイメージで動くには身体が適していない。ということなのです。
そして、この理想のイメージで動けないことの原因は多くの場合、肩甲骨や股関節の硬化や間違った筋収縮形態によるトレーニングから発生していると考えられます。
肩甲骨・股関節が機能的に働き、動きの中でそれらの連動制が保たれている。この身体コンディションを整えることが動作改善の核となる部分です。
このような身体コンディションを構築出来れば、今まで感じたことのなかった感覚を手に入れることが出来るはずです。
Hさん!!鬼コーチKさんのスパルタ指導、頑張って乗り越えて下さい!!クラブワンも全力でサポートさせて頂きます。