陸上短距離 長江無我さんのトレーニング
陸上競技100メートルの長江無我さん。
シーズン早々から10秒台で走られ、好調のようです。
以前はウェイトトレーニングを中心にされていて、現在と比べてもトレーニングと競技が結びついていないように見受けられました。
クラブワンでは肩甲骨・股関節をメインに動き作りを実施してもらい、これらの連動制を高めることで、走動作の向上を目指しています。
写真左のインナーサイ捻りでは上半身のポジショニング(腕の置く位置)によって股関節の内旋動作が強調されます。上半身と下半身の連動制が理解しやすい種目ですね。
写真右の前傾ディップスでは股関節伸展による重心の移動と同時に、肩甲骨の回旋動作を行い、走動作時の正しい身体動作を覚え込ませます。
一つの部位を単独で取り上げてトレーニングするのではなく、その部位がその他の部位とどのような連動制をもち、動作が行われるのかを考えなければいけません。
トレーニングは連動制なしでは考えられないのです。