ベントオーバーローイング (瀬藤)
こんにちは!
今回のトレーナー通信は瀬藤が担当させて頂きます!
どうぞ宜しくお願い致します。
今回のテーマはベントオーバーローイングです。
肩を軸に腕を後方へ振る肩関節の伸展動作を行うことで、
その動作に関わる、背中や肩の後部などの筋肉を
鍛えることが出来る種目です。
肩関節の伸展動作に加え、
肩甲骨の内転動作も含まれている為、
僧帽筋の中部・下部も鍛えることが出来ます。
ベントオーバーローイングをおこなううえで
特に注意して頂きたいのが、
「背中を丸めないこと」です。
背中や腰に負荷が乗る種目で、
背中を丸めてしまうと、ほぼ確実に腰を痛めてしまいます。
胸をしっかりと張り、背中をニュートラルな状態に
保つことが何より大事です。
それが出来ないのであれば、
重量を落としておこなうようにしましょう。
次に、上体を傾ける角度に関してですが、
傾け過ぎると腰に負担がかかりますし、
傾け無さ過ぎると肩の筋肉に負荷が逃げてしまいます。
45°くらいを目安にして頂き、
角度を変えると刺激も変わりますので
色々、試してみてください。
最後に、バーベルを引く位置について。
大きく分けて2通りあります。
1つ目がみぞおち付近に引く方法。
この場合、肩甲骨の内転を意識しやすく、
僧帽筋や菱形筋、三角筋後部などを
鍛えやすい方法です。
2つ目は足の付け根付近に引く方法。
この場合は、肩関節の伸展を意識しやすく、
広背筋や大円筋などに
効かせやすい方法です。
このように、ベントオーバーローイングには
様々なバリエーションがございますので、
色々、試してみてください。