フィットネスCLUB ONE (クラブワン)大阪 ゴルフ Mさんのトレーニング

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ゴルフ Mさんのトレーニング

ゴルフ Mさんのトレーニング

 

ゴルフをされているMさんのトレーニング。

オープンと同時に来館され、全身をしっかりとトレーニングしています。

クラブワン、十年継続会員のお一人です。

長くトレーニングを継続されている方をみていてつくづく思うのは後ろ姿が美しいということです。

「背中で語る」と言いますが、背中はトレーニングの軌跡を語りますね。

真後ろからのアングルを撮らせてもらえばよかった・・・と後悔しています。

写真左のラットマシンと写真右のアウターマシン、一見、目的の全く違うマシンに見えるかもしれませんが、どちらのマシンも「背中」という身体の中で最も広い筋肉群を動かすトレーニングです。

ラットマシン、このタイプのマシンは一般にもよく知られていると思いますが、必要以上に広背筋や三角筋を緊張させて、ダメージを与えるトレーニングではありません。

肩甲骨~肩関節・胸鎖関節にかけて、これら関節群を上手く使い、上腕や前腕、肩周囲に無駄な緊張をさせず「背中」の筋肉を上手く使って負荷をコントロールすることがトレーニングの目的です。

アウターマシンも股関節を使い、殿筋~ハムストリングの動きを引き出します。動作中、常に肩甲骨を引き上げておくことで、殿筋と直接的に繋がりのある「背中」へのアプローチも可能となるのです。

ラットマシンは下半身を固定して、肩甲骨周囲を動かす事で「背中」にアプローチしているのに対して、アウターマシンは上半身を高い位置に固定し、股関節周囲を動かす事によって背中にアプローチしています。

同じ背中へのアプローチですが、固定する部位、動かす部位は様々で、しかし結果的には「背中」という筋肉群にたいしてのアプローチになっているのです。

肩甲骨・股関節の動きはそれらをジョイントする体幹部(背中を含む)との連動なしには考えられません。

そして体幹部(背中を含む)のトレーニングは常に肩甲骨・股関節との連動の中で鍛えられて行くべきなのです。

世間では体幹を固定させ、力み続けることで体幹の安定を図るトレーニングが流行していますが、このような方法では正しい体幹の安定は図れません。

固定する・力ませてバランスをとる=バランス感覚が養われ、体幹が安定する。と思われている方が多いようです。

しかし上でも述べたように体幹肩甲骨・股関節との連動性の中で安定を図らなければいけないのです。

そして力み続けるのではなく、緊張緩和がタイムリーに行われ、一見アンバランスとも思われるバランスの中に、正しい体幹のバランスが構築されるのです。

美しい背中は正しいバランス感覚も兼ね備えているのです。

Mさん!!次回は真後ろから写真を撮らせて頂きます!!