クランチ (瀬藤)
こんにちは!
今回のトレーナー通信は瀬藤が担当させて頂きます!
宜しくお願いします!
今回のテーマは腹筋の王道種目、「クランチ」についてです。
完全に上体を起き上がらせるシットアップの場合、
床に対して上体が30°を超えたあたりから、腸腰筋に負荷が逃げてしまいます。
その為、腹直筋を重点的に鍛えたい場合は、「クランチ」をお勧めします。
腹直筋の働きの一つが「腰椎の屈曲」である為、
クランチをおこなう際は、しっかりと背中を丸めるように起こしましょう。
お臍を覗き込むイメージでおこなうと良いでしょう。
腹直筋を解剖学的に見てみると、
起始は恥骨、停止は第5~第7肋軟骨および剣状突起の前面です。
つまり、しっかりと背中を丸め、
起始部と停止部の2点間の距離をなるべく縮めるという意識でおこなうと効果的です。
私の場合、縮めるというよりも、押し潰すくらいの意識でおこなっています。笑
そして、腹直筋をしっかりと収縮させるポイントが「呼吸」です。
収縮局面で、息を吐きながらおこなうことで、
背中がスムーズに丸まり、その収縮度合も高まります。
息は背中を丸める局面だけで吐き切るのではなく、
丸め切った状態を一時キープしながら、
残りをすべて吐き切るようにおこなうと、
腹直筋にしっかりと刺激が入ります。